「夜明けが待っている」

現在、大学から社会人へ切り替わる境界線に立っている大学四回生(卒業済み)の村山廉です。
思えば学生生活トータルで16年(小学校から)…いやほんと年月が経つのは早いものですね…。
特に成人になるにつれ自立し、大人に一歩踏み入れた、大学生活4年間はまさに喜怒哀楽目まぐるしい日々でした。
そんな4年間の中で様々な人に出会ったりいろんなことを体験してきました。中でも近コンは大学生活に欠かせない存在でした。
4年間を過ごす大学生活の出だしは、漫画や映画のように順風満帆に行くかと思えば、そうではなくコミュニケーションや学業などでなかなか苦戦しました。その壁とは情報保障です。
ろう学校育ちだからということもあり、自分と同じ言語で話せる人間をいつの間にか欲していた自分は気づけば近コンの会員になり毎回参加するようになりました
「時には遊び、時には学び、時には飲み」

個人写真

正直、近畿ろう学生懇談会という団体がなければ学生生活を全うできたかどうかも今思えば怪しいものです。

それほど近コンは僕にとって、人生で欠かせない団体でした。
近畿ろう学生懇談会の魅力は数え切れないほどありますが一つ挙げるなら、普通ではできないことを経験できる場ということです。
例えば、近コンではみんな力を合わせて企画を作ったり、チーム内で役割分担して1年間仲間と仕事をしたりと、団体を運営するために会員全員で活動しています。それって実は、NPO法人や、ビジネスの体制と仕組みとか考え方とか、そんな変わりないんです。実務スキルも身につくし。こういった活動を通して会員は社会に出た後に役立つスキルを身につけることができるのだと思います。
この近コンで数え切れないほどの、やりがいを感じる活動を続けて来たからこそ、ストレス発散にもなり大学生活が継続できました。

今思えば本当に誘っていただいた先輩、関わった近コンの同期や後輩たちには感謝の念でいっぱいです。
最後に、近畿ろう学生懇談会という団体は、必ず必要とする人がいる限り潰してはいけない団体だと思います。
が、
まずは自分のやりたいことを整理して、悔いのない大学4年間を過ごしてほしいと思います。

もちろん近コンや全コンに大学生活を捧げたい人は捧げてもいいし、他のことをしたい人はそっちに捧げてもいい。


あるいは両立したい人がいるなら両立してもいい。
自分の信念だけは曲げないで、突き進んでいって欲しいと思います。
じゃあお先に卒業します✊️社会人界隈で待ってるね!
村山廉