久保有龍さん【卒業生から贈る言葉】

出会いを大切に、感謝の気持ちを忘れないで

 みなさん、こんにちは!久保有龍です。
過去の偉大な先輩方の卒業コラムを読ませていただき、すごいなぁと感心を受けていました。しかし、時が流れ、ついに私も卒業コラムを執筆させていただく立場になったのです。感慨深い気持ちで、同時に寂しいという感情が込み上げてきます。
 さて、今回のテーマは「卒業生から贈る言葉」です。さあ、後輩たちに贈る言葉はどうしようかと考えを巡らせて、タイトル通り「出会いを大切に、感謝の気持ちを忘れないで」という言葉で贈りたいと思います。私は近コンに入会するまでに、ずっとろう学校育ちで外部の世界にほとんど触れることがなかったです。そのため、狭い世界で生き、聞こえない自分に自信が持てませんでした。しかし、近コンに入って、ろう者や難聴者、聴者の様々な人々に出会い、自分を変えてくれる大きなきっかけになりました。私はバリバリの難聴の考え方でしたが、ろう者との交流を通して、聞こえないことに寛容さを持てるようになりました。
 そして、近コンの活動を通して、企画を立ち上げたり、総会で議論を交わしたりするなど同志と協力的に携わってきました。お互いにリスペクトし合い、企画をやり遂げたときの達成感は気持ちいいものでした。社会人基礎力を身に着け、自分をより成長させてくれました。
このように、つながりが持てる環境は素敵なことだと思っています。そのことを感謝しなければなりません。みなさんも「出会いを大切に、感謝の気持ちを忘れないで」という言葉を胸に刻んでほしいと思っています。
最後になりましたが、本当に色々とお世話になり、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。

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