新しい出会い【穐山さん】

皆さん、こんにちは。穐山侑平です。 

今回で最後の執筆テーマとなる「卒業生から贈る言葉」です。 

私はダメ元で1000文字以内にしてもらっても4年間の全てを語ることはできませんので、皆さんに伝えたいことを考えさせていただきました。 

私は昔から心のどこかで自分のことを障がい者だと認めたくない自分がいました。しかし、高校時代に聴覚障がいに理解がある人がほとんどおらず、人間関係が上手くいかなくてネガティブに考えるようになったのです。そんな私が入学した大学で私と同じ聴覚障がいを持つ先輩と会いました。そこで私の考え方が変わった。それは先輩からの紹介で大学1回生の時に近コンに入ったからです。この4年間、近コンの企画や総会などに参加していくつれに新しい出会いがありました。その新しく出会った人との意見交換で聴覚障がいのことで悩む方がたくさんいることが分かった。たとえば、「音楽が聴こえない」・「会話がうまく続かなくて独りぼっちだった」・「住む世界が違いすぎて居場所がなかった」・「アルバイトの時に情報共有が上手くできない」などの声があった。それぞれの異なる経験を聞くたびに私は生まれて初めて自分自身のことを障がい者だと受け入れるようになったのです。それからの私は今まで訓練してきた発音練習を止めて、健聴者と話すときは口話や手を使って身振りをするようになった。そうすることで健聴者と上手く意志疎通を図ることができた。もっと早く気付くべきだったと思う方がいるかもしれませんが、私は1ミリも後悔していません。長い間、聴覚障がいのことで悩み続けてきた私だったからこそ今の私がいるのです。また、4月から社会人になる私にとっては自分に合った最良なコミュニケーション方法を活かして、意志疎通を図っていきたいと思っている。薄々気づいている方がいるかもしれませんが私から皆さんに伝えたかったことは「全コン三本柱」を大切にしてほしいということです。これはそれぞれの支部に入っている会員にとっては絶対に知っておかないといけないことです。「全コン三本柱」とは「独りぼっちのろう学生をなくそう」・「聴く権利・学ぶ権利」・「社会改革」という3つの目標を指す。詳しくは「目的|ご案内|全日本ろう学生懇談会」に記載しておりますので是非、検索して下さると嬉しいです。 

こんな私と仲良くしてくれた皆さん、本当にありがとう。元気でね。 

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